アルゼンチンからフェリーに乗り、ウルグアイにやってきました。
ウルグアイは国土の88%が農地という、農牧大国です。
寒すぎるので、温かい羊肉料理を食べに来ました。
仔羊の煮込みですね。
メニューによると、
4時間煮込んだ仔羊と玉葱・人参、トマト、赤ワイン、ローリエ、ローズマリーが入ってるとのこと。
マッシュポテトとサツマイモのフライドポテトが添えてあります。
さらに自家製のパンがつくので満腹です。
南米最後の国「チリ」にやってきました。
以前のブログで、アルゼンチンのパタゴニアで育つラムが美味しいと書きましたが、
実はパタゴニアと呼ばれる地域は、チリにもまたがっています。
もちろんチリのパタゴニアにも羊はたくさんいます。
むしろ遥か昔は、チリ南部には牛も豚も鶏もいませんでした。
そのため手に入る肉は羊肉しかなかったので昔から日常的に羊肉を食べていたそうです。
チリのパタゴニアンラム。
プンタ・アレーナスはマゼラン海峡に面するチリ最南端の都市で、良質な羊肉の産地としても有名です。
産地をメニュー名に冠するだけあって、ハイクオリティーですね。
甘みもあって、旨味もしっかりしてるけど食べ疲れしない。10本くらいいけますね。
美味しかったので、うちの店でも仕入れました。
ぜひお買い求めください(1頭売りですけど)
https://www.umai.co.jp/nikuya/products/detail/1359
南米ではペルー・ブラジル・アルゼンチン・ウルグアイ・チリの五か国で羊肉を食べました。
南米という自然環境が育んだハイクオリティな肉質はもとより、それぞれの食文化に影響を受けた羊肉料理はどれも美味しく来てよかったなあと心から思います。
次は南太平洋を渡り、オセアニアに帰還します。