ヨーロッパ文明発祥の地、ギリシャの羊肉料理。

 

世界羊旅11カ国目 ギリシャ

ギリシャの伝統的なチーズであるフェタチーズの工場見学を終えて、首都のアテネに戻ってきました。

 

いくつかのレストランで羊肉料理を食べたので紹介させて頂きます。

◆ラムのグリル&チップス&ザジキ

 

ギリシャの定番ソースであるザジキ。羊や山羊のヨーグルトに、キュウリ、ニンニク、ハーブ、レモンなどを加えた爽やかな酸味のソースなので肉にピッタリです。

◆パイダギア

こちらはハーブ入りのレモン汁でマリネしたギリシャ風ラムチョップ「パイダキア」。ライスも添えてありますが、ギリシャでは主食ではなくおかずです。レモン汁をたっぷりかけて食べます。

◆仔羊のレモナート

ギリシャの伝統的な家庭料理。さっぱりとしたレモンソースは仔羊とめちゃくちゃあいますね。付け合わせのポテトにもレモンソースの酸味が染み込んでいてかなり美味しいです。

◆ラムのクレフティコ

これもギリシャ伝統料理です。この料理の名前は約200年前のギリシャ独立戦争のときに活躍したゲリラ兵(クレフティ)に由来します。彼らは羊を村から盗み、オスマン帝国の人たちに煙や香りでバレないように、密閉した状態で炭や石炭と共にじっくり蒸し焼きにしたのが原型と言われています。

 

New Zealandのギリシャ料理店でもクレフティコを食べました。
クレフティコにもザジキはあいますね。

 

◆ムサカ

ギリシャ料理で断トツの知名度を誇るムサカ。こちらの歴史は意外に浅く、1920年ごろに誕生したといわれています。ナスと挽き肉で作ったミートソース、ジャガイモを交互に積み重ねてベシャメルソースをかけてオーブンで焼きます。想像通りの味でとても美味しいです。
ギリシャには4000年以上ものワインの歴史があるそうです。
個性豊かなギリシャワインの飲み比べ。

 

車のトランクが店舗の羊肉屋さんもありました。
市場には羊頭も売られていました。

今回は、滞在時間が短かったので、食べられなかった羊肉料理もありました。

また機会があれば再訪したいです。