アイララム【ウイスキーの聖地アイラ島】

ARDBEG蒸留所と羊達。
世界羊旅17カ国目 スコットランド

今回は、ウイスキーの聖地「アイラ島」にやってきました。

アイスランド→ロンドン→そして、スコットランドのグラスゴーと飛行機を乗り継ぎやっと辿り着きました。

今回はアイラ島で育つ羊達を味わうと共に、島内の蒸留所でウイスキーの見聞を深める作戦です。

LAPHROAIGのエイジングセラー

アイラ島ってウイスキーの情報は豊富ですけど、アイララムに関する事前情報は一切見つかりません。

果たしてアイラ島で羊と会えるのか。アイララムを味わうことができるのか。

そんな不安を抱えながら、私はアイラ島の小さな空港に降り立ちました。

レンタカーをピックアップして、ウイスキーの知見を深めながらアイララムを探す旅のスタートです。

羊、見つかるといいなあ。

 

まって、めっちゃ羊いますやん。てか普通に道路歩いてるし。(空港を出発して2秒後に遭遇。)
なんなら、空港に侵入してきそうなレベルです。
そこら中にいます。
すごい数の羊達です。
道路脇にも羊がたくさんいます。
イギリスではお馴染みの羊注意の標識。
海辺の砂浜で日光浴をしている羊達。
ドローンで上空から撮影。アイラ島は自然豊かな美しい島です。
ブリティッシュな電話ボックスと羊達。
アイラ島でメインで飼育されているスコティッシュブラックフェイスは長毛種で良質な羊毛がとれるそうです。
トレーラーにはアイラシープが乗車中でした。
牛もいます。

アイララムを食べます。

島にある数少ない肉屋。
羊肉の品揃えも豊富ですね。

ブッチャーショップでラム肉を買ってもよかったのですが、残念ながら宿泊するホテルには調理施設はないのでレストランを探すことにしました。

しかし人口よりも羊のほうが多いこの島には、レストランも数えるほどしかありません。

すべてのレストランをリサーチして、アイララムを食べられるパブをやっと見つけました。

さすが、アイラ島だけあってウイスキーの品揃えが半端ないですね。

迷うことなくアイララムチョップをオーダー。待つこと15分、念願のアイララムが到着しました。

Islay Lamb Chops Grilled With Olive Oil &Rosemary

アイララムは、イギリス本土のラムと比べても旨味が強く、力強い味わい。

アイラモルトと同様に、ラム肉の味もいい意味で個性的です。

さらなるアイララムを堪能するためにARDBEG蒸留所へ。

アイラ島はスコットランドに属する島。

スコットランドで有名な羊肉料理と言えば、ハギスですね。

以前、スコットランドの2大都市グラスゴーとエディンバラでハギスを食べてから、すっかりハギスの虜になってしまった私は、アイラモルトとハギスのペアリングを体感しにARDBEG蒸留所併設のレストランにやってきました。

ハギスタワーとハギス春巻、ペッパーウイスキーソースのセットが。しかもリーズナブル。これにしよう。
もちろんハギスにあわせるアードベッグ10年も頼みました。
しまった。。。届いた料理にはまさかのアードベッグ10年が。
気を取り直して。
ハギスといえば胃袋に包まれたおぞましい姿のイメージですが、近年の盛り付けはとてもおしゃれですね。
ハギスはウイスキーをかけて食べるのが本場流です。

 

ウイスキーソース。ホールではいっている胡椒がいい仕事してます。

もちろん蒸留所も見学してきました。写真だけ載せておきます。

羊に癒され、ウイスキーの知識も深まるアイラ島。

島自体は、2日もあれば車でまわれる程度の大きさ。

羊とアイラモルト好きには、天国のような島でした。