世界三大ブルーチーズの一角、ロックフォールチーズ。
今回は、ロックフォールチーズの産地であるロックフォール村へやってきました。
フランスのトゥールーズ・ブラニャック空港からロックフォール村までは171キロ。車で約2時間ちょっとの距離です。
ソシエテ社に頂いた資料によると、ロックフォール村は100万年前にコンバルー山が沈降して誕生したそうです。その際にできた自然の洞窟を整備した熟成庫でチーズを熟成させるそう。
ロックフォールチーズ誕生の経緯は、数千年前に、コンバルー山の洞窟の中に、羊飼いがパンとチーズを忘れたことからはじまったそうです。それからだいぶ後に洞窟に戻ると、忘れていったパンとチーズはカビだらけになっていました。恐る恐るチーズを一口食べてみると素晴らしくデリシャスでした。それからはその洞窟でパンを使ってチーズを熟成させるようになったという伝説が言い伝えられているそうです。
今でもすべてのロックフォールチーズを洞窟で熟成させていて、洞窟洞窟内の気温は約10℃、湿度は90%が保たれています。
また崩れ落ちた堆積物のいたるところを走る自然の割れ目は、フルーリンと呼ばれ、ロックフォールの熟成には欠かせない、大切な役割を担ってるとのこと。
カーブを見学する前にロックフォールラムを食べます。
パピヨン社を見学。
ソシエテ社のカーヴも見学しました。
ロックフォールの原料となる羊乳を生み出す羊達。
弊社でも、取り扱いをしていたフランス産のマトン。
実は、ロックフォールチーズの原料となる羊乳を生産するための羊でした。
良質な羊乳を採取するために、栄養価の高い飼料で1500日以上、長期肥育されます。
チルドで輸入したマトンは、肉質、旨味ともに最高でした。
しかし、あまり日持ちがしないため販売は見合わせています。
早速、羊達を見せてもらいました。