世界羊旅in南米編「ウルグアイ・チリ」

世界羊旅38カ国目「ウルグアイ」

 

アルゼンチンからフェリーに乗り、ウルグアイにやってきました。

 

ウルグアイは国土の88%が農地という、農牧大国です。

冬でしたが、気合をいれてスクーターをレンタル。
羊飼いの家まではスクーターで20㎞くらいでした(寒すぎ)
羊の親子。ウルグアイのライグラスは栄養価が高く、フリーレンジでも旨味が強くなるとのこと。
ちょうど出産シーズンで、たくさんの仔羊たちがいました。
写真撮りまくりました。

 

寒すぎるので、温かい羊肉料理を食べに来ました。

 

ラグー・デ・コルデロ

 

仔羊の煮込みですね。

メニューによると、

4時間煮込んだ仔羊と玉葱・人参、トマト、赤ワイン、ローリエ、ローズマリーが入ってるとのこと。

マッシュポテトとサツマイモのフライドポテトが添えてあります。

さらに自家製のパンがつくので満腹です。

 

 

 

南米最後の国「チリ」にやってきました。

 

以前のブログで、アルゼンチンのパタゴニアで育つラムが美味しいと書きましたが、

 

実はパタゴニアと呼ばれる地域は、チリにもまたがっています。

https://namikata.jp/blog/2020/02/08/post-749/

もちろんチリのパタゴニアにも羊はたくさんいます。

 

むしろ遥か昔は、チリ南部には牛も豚も鶏もいませんでした。

そのため手に入る肉は羊肉しかなかったので昔から日常的に羊肉を食べていたそうです。

チリにいる200万頭の羊の77%が赤枠のマガジャネス州で飼育されています。photo by Google

チリのパタゴニアンラム。

やってきたのは、サンティアゴにあるSur Patagonico.
ラムミートボールの串?を注文。
串に刺さったラムミートボールが来ました。
外はカリカリで中はフワフワです。カベルネソースも美味しい。
プンタ・アレーナス産のラムチョップも注文します。

 

バーベキューソースと人参のピューレが添えてあります。

 

プンタ・アレーナスはマゼラン海峡に面するチリ最南端の都市で、良質な羊肉の産地としても有名です。

 

産地をメニュー名に冠するだけあって、ハイクオリティーですね。

甘みもあって、旨味もしっかりしてるけど食べ疲れしない。10本くらいいけますね。

 

美味しかったので、うちの店でも仕入れました。

ぜひお買い求めください(1頭売りですけど)

https://www.umai.co.jp/nikuya/products/detail/1359

 

別の店で食べたチリ産ラム。

南米ではペルー・ブラジル・アルゼンチン・ウルグアイ・チリの五か国で羊肉を食べました。

南米という自然環境が育んだハイクオリティな肉質はもとより、それぞれの食文化に影響を受けた羊肉料理はどれも美味しく来てよかったなあと心から思います。

 

次は南太平洋を渡り、オセアニアに帰還します。