しゃぶしゃぶのルーツ 涮羊肉【中国/北京】

日本では定番の「しゃぶしゃぶ」ですが、その起源は北京名物の
涮羊肉(シュワンヤンロウ) という羊肉のしゃぶしゃぶです。

 

昭和20年に鳥取市出身で民芸運動の指導者であった吉田璋也氏が、戦時中に軍医として赴任していた北京で食べた涮羊肉を日本に伝えたとされています。入手困難な羊肉を牛肉に替え再現したと言われています。

一度は食べてみたい。しゃぶしゃぶの原点。涮羊肉

羊肉のしゃぶしゃぶは最高に美味しいですよね。当店でもおすすめしている食べ方です。日本ではあまり馴染みがありませんが、中国では700年も前から食べられているとのことです。美味しいことは歴史が証明していますね。

創業百年の老舗 「東来順 」に到着。 特大火鍋子が飾られている。
涮羊肉には欠かせない火鍋子(フオグオズ)と呼ばれる銅鍋。
煙突状になっており、熱源は筒の部分にはいっている炭火です。
タレは芝麻醤に、紅腐乳という豆腐を塩漬けにして紅麹で発酵させたものがはいっています。
鍋には、クコの実、干しシイタケ、干し貝柱、ネギがはいっています。
ドーパー種のロール肉
こちらはオーストラリア産のラム
こちらもオーストラリア産のラム
茹ですぎないように注意して食べます。

最近、中国国民の平均所得上昇に伴い、羊の消費量も増えてきています。

それにより羊の輸入価格が高騰しています。実際に北京にいってみてわかりました。物凄い羊肉消費量です。